この記事はR5年(2023年)度宅地建物取引士試験合格の
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今回は講習ラストの修了試験についてピックアップしていこうと思います。
修了証が届きました!
これにて私の登録実務講習任務は完了となります!
登録実務講習の修了試験はテキスト一般的にテキスト持ち込み可とされており、
合格率も99%なんて言われていることから楽勝じゃん!とされているようです。
今回、実際にLECの登録実務講習を受けてみて、本当に簡単なのかどうか
また、気をつけるべきことをいくつか紹介できればと思います!
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修了試験の概要
LECの修了試験は講義最終コマを使っての60分になります。
最後の講義終了後、10分の休憩を挟み問題用紙と解答用紙を配布。
卓上に出していいものや試験概要などを説明。
講習の手引きから引用すると以下の通りとなります。
修了試験概要
★出題形式・問題数
○×式・20問 / 記述式・20問
★試験時間
60分
★修了要件
○×式・記述式それぞれ8割以上の正解
持ち込み可能な本
・テキスト
・資料集
・ワークブック
〇×は主にテキスト・資料集から
記述は主に資料集・ワークブックからの出題となります。
問題用紙 ・・・厚手の冊子形式です(宅建本試験問題を分厚くしたかんじ)
解答用紙 ・・・A4くらいのペラペラの紙を山折した感じ。
いわゆる機械で読み取るマークシートタイプではありませんでした。
(ですが、この記事では敢えて「マークシート」と呼ばせていただきます)
問題用紙・解答用紙にそれぞれ出席カードに記入したものと
同じ感じのものを記入
受講者番号もマークを塗りつぶす型だったのですが、
これが若干独特で開始前に挙手で合ってるかどうか確認する人も多くいました。
確か、桁数とマークの数が違っていたような・・・謎システムです。
。。。
試験開始から30分経過後から退出可能です。
早い方はここでさっさと帰ってました。すごい!
私はなんだかんだと1時間近くかかりました。
退出は本当にまばらですので、周りに気を取られず
マイペースでいけば大丈夫です。
退出時は手を挙げて講師の方に直接席まできてもらうシステムでした。
そこで出席カード・問題用紙・解答用紙を回収してもらって
初めて席を立つ感じです。
試験中気になったこと
(〇×)マークシートがでかい
マークシートがなんかめちゃくちゃでかい・・・
なんでこんなにでかいのか・・・塗りつぶすのに時間がかかりました。
配られた時にちょっと笑いそうになりましたよー
(記述)ページがまたがるのが面倒
記述はある取引事例をもとに各種申請書や契約書などの
空欄を埋めて作成していくというものです。
売主の情報や抵当権者など、割と最初のページに集中しているため
そこを確認しつつなので、遡ったり元に戻ったりといった感じで
記入しないといけないのがちょっと面倒でした。
(FP2級の実技を受験したことがある方ならわかると思いますが
事例が1ページあってそれを元にその後数問続くパターンが
もっと酷くなった感じです)
(記述)問題用紙に無駄にごちゃごちゃ書かれている
記述は前述のとおり解答時にみる場所が多いため
解答用紙に直接書く前に問題用紙にも下書きができるようになっています。
この問題用紙ですが、なぜか記入が不要なものもページとして存在しています。
開始前に「このページは見ないで大丈夫です」というアナウンスは
してもらえます。仕様上、仕方がないことはわかってはいつつも
本当に大丈夫かなんとなく気になっちゃいました。
提出・退出前にここだけ注意!
問題用紙ではなく解答用紙に記入しているかどうか
〇×問題はおそらく問題ありませんが、前述のとおり記述問題は
問題用紙部分にも下書きとして同様に記入できる仕組みになっています。
ここ(問題用紙側)に記入することで安心しちゃって
解答用紙に写し忘れないように注意が必要です。
終了2、3分前に解答用紙に記入していないことに気づいたら最悪です!
〇×を解き終わり記述に差し掛かった際、時間に余裕がない場合は、
問題用紙に記入したタイミングで解答用紙にも同時に記入するようにしましょう。
問題用紙も提出必須
宅建本試験と違い、終了試験は問題用紙も提出する必要があります。
(おそらく実務講習は何日にもわたって同じ問題を使い回すため、
ネット等への流出を防ぐためかもしれません)
本試験と同じノリで持ち帰ってしまうと失格となってしまいますので注意です!
資料集・ワークブックの情報を誤って書いていないか
記述の問題は主にワークブックを見ながら解いていく流れとなります。
そこで気をつけてほしいことは
誤ってワークブックの事例で回答してしまうことです。
例えばワークブックの事例が
売主・山本さん 住所が東京都中野区・・・
そして修了試験の事例が
売主・山田さん 住所が東京都港区・・・
だった場合、見本に釣られて解答用紙に
山本さん・中野区の情報で記入してしまう事故を起こしやすいということです。
これは見本を見ながら解いていくパターンの落とし穴でもあります。
流石に全く誤った内容で記入してしまうとアウトになります。
あくまでワークブックは見本、問題用紙の取引事例でしっかり回答できているか
最後に今一度確認するようにしてください。
講習から修了試験までにやっておくべきこと
講義をしっかり聞いていないと詰む
修了試験が簡単!といえるのは、あくまできちんと講義を聞いているかが
前提となります。〇×は最悪宅建試験直後の場合、前提知識があったり
ページをめくって確認することはできますが、
宅建試験勉強範囲と外れている傾向の記述は
講義を聞いてワークブックに正解を書いていないと回答は困難です。
(地番を含めない箇所などがあるため、丸写しでは対応できない)
事前学習はしなくてもなんとかなりますが、授業は必ず聞いておきましょう!
事前学習の「手引き・通信課程問題」に目を通しておくと安心
講習前にDVDなどと一緒に送られてくる「手引き・通信課程問題」の巻末に
〇×問題がいくつかピックアップされて載っています。
表紙部分を改めて読んでびっくりしたんですが
なんと「この問題の出題範囲が〇×の出題範囲です」と書かれています。
こんな感じの問題が出てきます、ではなく
ここから出ます。と書いてあるのです。
修了試験当日を余裕を持って迎えたい方、
高得点を目指したいという方は、この巻末問題を要チェックです!
思い出した限り、1問はここと同じものが出題されました。
(ちなみに当日はこの冊子は持ち込み不可です)
付箋にメモでしるしをつけておく
〇×問題は主にテキスト内から出題されますが、
このテキスト、ページ数が多く出題範囲も端から端まで満遍なくといった感じで
探すのに非常に時間がかかります。
柄物など書き込めない付箋ではなく、
書き込める付箋をつけ、実際に何について書かれているページなのかを
講義中に都度書き留めておくか、空き時間等でノート整理しておくことを
おすすめします。このように場所の特定をしておかないと
想像以上に探すのが大変なのでタイムオーバーの危険性があります。
シャープペン・鉛筆両方を持っておくと便利
前述のとおり、〇×のマーク部分はでかい・しかし記述もある、ということで
グリグリできる鉛筆と、細かい字が書けるシャープペンをどちらも持っていくと
とても便利です。幸い、最初に〇×(マーク塗りつぶし)・次に記述と
うまく分離しているので持ち替えも楽々です。
まとめ
以上、LECの登録実務講習で修了試験を受けてみて!のお話でした。
ここがポイント!
- 〇×対策は事前に付箋で位置を特定
- 記述は問題文の事例を解答用紙にしっかり記入
- 難しくはないが時間切れになる可能性は十分ある
記述は講習の内容をしっかり聞いていれば
基本、書き写せば解答が出来上がります。
私は〇×の方がやや苦戦しました。
宅建本試験のような意地悪な引っ掛けは少ないものの、
「売主」「買主」が逆に書かれているなどの注意ポイントなどは健在ですので
本試験と同じくどんどん印をつけていきましょう!
修了試験は怖くありません!皆様の健闘を祈っております!