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海事代理士試験

令和6年度海事代理士・筆記試験に節約が挑戦!当日の様子・失敗談や注意点などいろいろレポ

2024年12月13日

DTMブログ執筆者(以下DTM)が令和5年度海事代理士試験に合格してから
およそ半年・・・

★プロフィール★

教材もあるメンターもいる(DTM)
私(節約)の難しい資格試験挑戦もひと段落ということで
危険物試験を受けながら実はぼちぼち海事代理士の勉強も行っておりました。

R6年9/25にとうとう筆記試験を受けてまいりました!
今回はその感想と試験中やらかしてしまった体験談、会場の様子など
紹介できればと思います。近々海事代理士試験に挑戦予定の方、
海事代理士試験に興味がある方などにぜひ参考になればと思います。

ポイント

・この記事は私が受験した地方運輸局の情報をもとに記載しています。
会場によっては多少の違いがあるかと思います。

・時間割などは今後若干の変更があるかもしれません。
あくまで参考程度にご覧ください。

DTMが受験した令和5年度筆記試験はこちらからCHECK

出頭の日! 令和5年度海事代理士 試験筆記本番へGO!

この記事は海事代理士のまかろんろん@DTMが執筆しています。 ★プロフィール★ 2023年度も色々な資格に挑戦予定です! 令和5年度の海事代理士試験の1次試験である筆記試験に挑んできました! 9/27 ...

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会場について

厳重な入館システム

私の会場は(おそらくどの地方運輸局でもと思いますが)ロビーから
中に入るため、守衛さんに声をかけて入館証を受け取るシステムでした。

受験票と同封されている案内にも受け取り方が記載されています。
早く解き終わって一旦出たり入ったりするたびに声がけが必要になる
可能性がありますのでそこだけ注意が必要です。

持ち物・時間には特に気をつけて

今まで数多くの資格試験を受験してきましたが、
海事代理士試験は時間の管理・忘れ物には特に厳しい印象を受けました。
宅建の登録実務講習を受講したことがある方はわかるかもしれませんが
あれに近いです。

時間

多くの単元で時間がかなり余ることもあり、早期退出してロビーのベンチ等で
待機する機会が多くなります。通常この時間で次単元の科目の勉強ができるため
ありがたいのですが、勉強に集中しすぎて次単元の入室時間を
オーバーしないように十分気をつけるようにしてください。

「これから入室可能です」とか「そろそろ入室してください」等のアナウンスは
一切ありませんでした。また、周囲に勉強していそうな何か読んでいる方が
たくさん残っていても、注意が必要です。

というのも、大学などを貸切にする資格試験と違い会場が地方運輸局のため、
普通の用事で来庁しているかたが普通に多くいるからです。
海事代理士のテキストを読んでいるように見えて、実は各々の仕事の書類などを
眺めているだけだった、それを信じて遅刻したなんてことになっては
目も当てられません。

前単元の終了後に入室可能ですので、
早めに教室近くまで戻っておくのがベターです。

持ち物

受験票など重要なものを忘れてしまった場合、多くの資格試験で身分証等の
照合を行えば何かしらの救済があるものですが、海事代理士試験の場合、
このような救済が一切ありません。忘れた=受験不可能となるだけです。

そのため、特に遠方から受験に行く予定の方は
受験票は必ず持ったか確認しましょう。
念の為、写真も余分に持っていくと安心です(剥がれてしまった時用)
最悪、文房具や時計等は忘れてもどこでも調達できます。
受験票は出発前に必ず確認するようにしてください。

念の為近隣に飲食できる場所を調べておく

私の会場の場合、運輸局内にレストランが一応あるのですが、
受験日が基本平日、休憩も普通にお昼時、そして来庁者もたくさん
ということで、ゆっくりここで食事をするというのは難しい可能性があります。
近隣はオフィス街ということで、飲食店も周囲にはほぼありませんでした。
立地によっては歩けば繁華街エリアに出ますが、行って帰ってくる時間を
考えると得策とは言えません。そのため朝のうちにパンなどを購入しておき、
どこででも食べることができるようにしておくのが良いです。

そのほか、庁舎内の上階にも立入可能で飲食できる場所があるようでした。
ただ、DTMが上部の休憩所に行った際も人が密集している状態だったとのこと。
会場近くにベンチなど座るスペースがないか等、事前に下見しておくと安心です。

試験について

R6年度の時間割はこちら!(R5年度のDTMと全く同じ振り分けでした)

10:00~10:10 試験の注意事項説明

10:15~11:15 1限目(憲法、民法、商法、国土交通省設置法)

11:15~11:35 休憩

11:35~12:20 2限目(船員法、船員職業安定法、船舶職員及び小型船舶操縦者法)

12:20~13:10 休憩

13:10~14:40 3限目(海上運送法、港湾運送法、内航海運業法、港則法、
海上交通安全法、海洋汚染防止法、領海等外国船舶航行法)

14:40~15:00 休憩

15:00~16:30 4限目(船舶法、船舶安全法、船舶トン数測度法、造船法、
国際航海保安確保法、船舶再資源化解体法)

16:35 模範解答配布

(法令名が長いものは略称で記載しているものがあります。)

科目ごとに受験地・受験番号・氏名を記入

海事代理士試験は4単元に分かれていますが、配布される解答用紙は
科目ごとに別れており、それぞれに受験地・受験番号・氏名を記入します。
ここが記入漏れの場合、採点しないとのこと。配られた用紙にますはじめに
一気に記入し
提出前にも必ず確認するようにしてください!
退出可能なのは試験開始から30分後(アナウンスあり)
最後の4時限目終了後に模範解答が配布されるため、4時限目は見直しも兼ねて
時間いっぱいまで過ごしている方がほとんどでした。

要注意なのが2時限目

DTMから事前に聞いていたのは「2時限目だけ気をつけて」ということ。
というのもこの2時限目、他の時限と異なり時間が1時間しかなく、それでいて
20点科目(問題数が多い)なので非常にボリューミーです。
前述の通り、退出可能な30分後のアナウンスはありますが、
その次は終了10分前のアナウンスのみです。
2時限目は意識的になるべく早く解答欄に記入するように気をつける方が良いです。

早期退出希望の場合、挙手をして答案を回収してもらう

1&3時限目はボリュームの割に時間が多めに取られているため
早めに退出して勉強に充てるのが吉です。
退出可能な30分経過後そのまま挙手をして試験監督の方に席まで来てもらいます。
チェックしてもらった後速やかに退席する、そんな流れになります。

自己採点してみた

9/25 R6年度本試験結果(自己採点)

1.憲法            8
2.民法            5
3.商法              5
4.国土交通省設置法      9
5.船員法           15
6.船員職業安定法       2
7.船舶職員小型船舶操縦者法  9(大失敗のため厳しめにつけています)
8.海上運送法         10
9.港湾運送事業法       9
10.内航海運業法        5
11.港則法           10
12.海上交通安全法       6
13.海洋汚染~防止法      6
14.領海における~法      9
15.船舶法          17
16.船舶安全法        11
17.トン数測度法       10
18.造船法          7
19.国際航海~保安確保法    7
20.船舶再資源化解体法     9
合計:169点(70.04%)

筆記試験の合格基準は 20科目の総得点240点の60%以上(144点)とされており、
受験者の平均正答率が60%を上回る場合は平均点以上の得点で合格です。

今回の私の成績だとなんとかセーフでありました!

2限目で大失敗!でも諦めるのはまだ早い

前述で2時限目は非常に時間がタイトだということを述べましたが、
今回私はこの2時限目で致命的なミスを犯してしまうのです・・・!

ラスト10分前アナウンスの時点で船舶職員&小型船舶の記述部分が
ほぼ1枚まるまる白紙の状態。焦ってしまって判読できるかどうかの
殴り書きのような字で提出する羽目に・・・
私が受験したR6年度試験は2時限目の船舶職業安定法が難しく、
ここで悩みすぎてロスしてしまったのも要因かもしれません。

・・・そんな状態でお昼は凹みに凹みました。

まかろんろん
まかろんろん
もうダメだ…おしまいだぁ…(ベジータ様)

な心境でいっぱいでした。
このまま帰ってしまいたくなる、、そんな心境。
(昼休み休憩の時間も勘違いして危うくオーバーしそうだったくらい
放心状態でした)
そのことをDTMに報告すると、1科目で勝負が決まるわけじゃないから
気持ちを切り替えて午後の勉強しないと!との言葉が。

せっかく会場まで来たんだし、午後も頑張ってみるか・・・
そんなこんなで3・4時限目の勉強は集中して頑張ったところ
なんとか挽回することができました!

この試験は科目数が多く、1科目で勝負が決まる訳ではありません。
足切りもなく、全体を通しての6割以上を取ればなんとかなるわけですから
1科目うまくいかなかっただけで諦めなくても大丈夫です!
私と同じように失敗をして凹んでしまった方もぜひ最後まで粘ってみてください!

まとめ

以上、海事代理士・筆記試験を受験してみての感想・体験談でした。

こんなところがポイント!

  • 時間・持ち物は厳守
  • 2時限目は意識して注意するのが◎
  • 次のコマの勉強にたっぷり時間を取れるのが嬉しい

一時はどうなることかと思いましたが、後半なんとか挽回することができたので
ほっと一安心でした。これから受験される方は
本当に2時限目だけお気をつけください。
(字に自信がない方は、記述欄だけ先に埋めておくと安心です)

まかろんろん
まかろんろん
次回は二次試験である口述試験の紹介が出来ればと思います!

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