このブログでもいくつかお仕事に関してのお話をしてきましたが、
今回はコミュ障は本当に接客業に向かない?を検証していきたいと思います。
私自身コミュ強かコミュ障かといえば限りなくコミュ障よりの人間ですので
ある程度実体験を踏まえての説得力がある内容となっているかと思います。
今回は、コミュ障は接客業に向かない・コミュ障にはコツコツ型の事務が良い、
といった世間のイメージが果たしてその通りなのか私なりの解析をしていきます!
また、コミュ症にどんな職場環境が向いているのかも
紹介していきたいと思います。
仕事が長く続かなくて困っている方
コミュ障だけど、どんな仕事を探すべきなのか分からない方には
ぜひ雑談程度にご覧いただければ嬉しいです!
コミュ障は大きく別れて2種類ある
ざっくりとコミュ障(コミュニケーションが苦手という意味合いでの)と
言っても2種類存在すると私は考えます。
◆ひとつは初対面の方と接するのが怖い、緊張する
大勢の人がいるところが怖いといった方
ここでは「一時的コミュ障」と呼びます。
◆もうひとつはひとりの人と長い間良好な関係を維持するのが
著しく苦手だという方
ここでは「継続的コミュ障」と呼びます。
一時的コミュ障は、知らない人と関わるのがとにかく苦手という方
継続的コミュ障は、最初は良かったものの、付き合いが長くなるにつれて
知らないうちにギクシャクしている・・・そんな方です。
あなたはどちら側のコミュ障でしょうか?
分析してみると意外と自分が思っていたのと違っていたり
新たな発見があるかもしれません。
コミュ障は接客業に向かないのか
コミュ障は接客に向かないとよく言われますが、
前述の2パターンについて考えて見たいと思います
一時的コミュ障
まず一時型・こちらはひたすら場数を踏んで慣れていけば
接客業であってもうまくやっていけると思います。
見知らぬ方(お客さん)としゃべることは仕事の一環ですので
慣れてきたら事務的にこなすことが出来てくるのです。
というのも、お客さんとの会話・接客は
こちらが自発的にセリフを考えるというのではなく
マニュアルに沿って話すからなのです。
お芝居のようにセリフが決められた台本を読む、みたいな感じです。
ポイント
接客業ではスーパーなどのレジ、
街頭でのティッシュやサンプルの配布 など
決められた内容を相手に伝えるルーチンワーク型が向いています。
継続的コミュ障
次に継続型ですが、こちらは接客業は問題なくこなせるかと思います。
このタイプは人見知りというよりも
長期的な人付き合いが苦手なタイプのため
初対面の方とのコミュニケーションは難なくこなせることが多いのです。
その場限りの付き合いの人相手だと積極的になれたりします。
他の従業員(同僚)と都度連携が必要だったり、という職場より
対お客さんとなる時間が多い環境が好ましいです。
ポイント
接客業ではインフォメーションスタッフ
イベントスタッフなどいかにも接客業、という職種に向いています。
事務ならうまくやっていける?
さて、コミュ障と事務の関係ですが、こちらは両タイプとも
出来るだけ少人数制であることが重要です。
その上で事務職はどうか?を考えて行きます。
事務職は基本「毎日同じメンバーで」「毎日同じ席で」「長い間」
仕事をする必要があるため、人間関係に非常に左右される職種でもあります。
一時的コミュ障の方は自分に合った職場を引くことができれば
長く安定して事務職はこなすことができるでしょう。
同じメンバーで固定なので、新たな人と接する機会が少ないこともあります。
問題なのは継続型コミュ障の方です。
事務職の3要件が全て継続型の方が苦手とするものとなっているからなのです。
コミュ障がうまくやっていける職場環境とは
そこで、一般的・継続的と共通した「事務職で働くならこんな職場!」という環境は・・・
在宅勤務が多めの職場
必然的に顔を合わす機会が少ないため
気楽に対応できます。フルリモートでなくても
週何回かでもないよりはマシでしょう。
少人数制、逆にとにかく人が多い職場
同じ部屋内に5人以下、継続的の方は理想としては
自分を含め2人ないしは1人体制の仕事が最適です。
また、大量に人がいる職場(50人↑)であれば
一人ひとりが目立たず、目が届きにくいため
飲み会などを断っても影響が少なく気楽だったりもします。
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シフト制の職場
シフト制の場合、いつもみんなと一緒という環境になりにくく、
終わった後もさっさと帰りやすい雰囲気が魅力です。
少人数制でやっていけるため、2、3人になれるような職場を見つけやすいです。
フリーアドレスが導入されている職場
コミュ障の方は学生時代のクラス替え・席替えにも
人一倍一喜一憂したのではないでしょうか。
最近は決まった席を持たない「フリーアドレス」を
導入している職場も増えてきました。
早めに行って、角地をゲットしたりすればこっちのもんです!
専門性のある事務職
一人ひとりが独立した職場の場合、パーテーションで区切られており
基本的に始業から終業まで黙々と仕事をする感じだったりします。
ただ、この職種は資格などが必要だったり、覚えるまでに相当時間がかかったりと
1人で黙々と仕事ができるようになるまでのハードルが高いようにも思えます。
とにかく忙しい職場
常に忙しい職場は基本、みんなで息抜き・団欒みたいな雰囲気になりにくいため
始業から終業まで一気に駆け抜けることができます。
ただ、こういった職場環境の場合、
精神面は良いにしても身体面でかなり負担となります。
体を壊しては元もこもありませんので、決して無理をしないようにしましょう。
まとめ
以上、コミュ障と事務職・接客業に関する私なりの見解でございました。
コミュ障は悪くない!
- コミュ障には2パターンある
- コミュ障でも接客は全然アリ!
- 接客・事務ともになるべく少人数制の職場を
こんな感じにふわっと覚えてもらえればと思います!
職場には色々な人がいますが、みんなと仲良くなる必要はありません。
真面目に真摯に仕事に向き合っていれば、
信頼してくれる人が自然と出てくるものです。
合わないと思った職場であれば、別のところを探しましょう。
事務・接客問わず、自分の価値観・雰囲気に合った職場というのは
諦めずに探していくといつか巡り会えるものだったりします。
コミュ障を引け目に思うことなく、働く上で譲れない条件を
一度考え直してみることで新たな発見があるかもしれません!