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行政書士試験

行政書士試験受験記その13 ついに来た、勝負の日!!

2023年8月30日

この記事はR4年度行政書士試験にスピード合格した
まかろんろん@DTMが執筆しています。

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前回の記事では、本番前日に寝付けなくなるというトラブルに見舞われてました。
今回は本試験当日のお話です。
勉強を始めてから4か月ちょいですが、
短かったのか長かったのか、よくわからない感じです。
ただ、一つ言えるのは、勉強時間はもっと欲しかった…です。

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受験記の13回目は「ついに来た、勝負の日!!」です。
では、いよいよ勝負の日です!当時の日記をご覧あれ~。

日記その13

11/13 本番当日
朝の体調は最悪、頭がぼーっとする。
もうこの時点でダメそうな感じが漂っていた。
逃げ出したいという気持ちは薄れ、どうせダメだから気楽に
雰囲気だけでも確認してこようと前向きになった。


朝は文章理解を一問やってみて60%くらいの力は
出せそうなことを確認した後に記述問題集の60問を
ざっと一周して、それ以外の勉強はせずに、9時に家を出た。


9時20分頃、電車に乗り、10時頃に目的の駅に到着。
バスが来るまで20分くらい待って、
バスに乗って会場入りした。会場には10:30頃に到着した。


構内を確認して自分の受験番号がある試験室まで行き、
トイレの位置を確認
(もちろんこの時点でもトイレにはいっておく!)
したりした後で、時間が余ったので
まかろんろん@節約と電話をして構内を散策した。


11:30近くなったので、メシを食った。飯は前日に買っておいたパン
(ソーセージパンとナイススティック)と、
カカオ80%のチョコ1つ(袋に入っている小さいやつ)と、
ナッツの子袋を食べた。
飲み物は水で、試験中にトイレに行くのがとにかく怖いので
60mLくらいしか飲まなかった。


余談になるが、試験開始後
1時間半まで退室できない=部屋から出られないと
思っていて(それらしく書かれていた記事を見たことがあった…)
その時点でトイレに行きたくなったらどうしようという
強迫観念があり、それも前日寝られなかった原因の一つだった。


実際には試験開始直後からトイレにはいくことができて、
退室できないというのは
「試験を終えて出ることができない」という意味だと
試験前の説明を聞いてわかった。


私は頻尿がひどく、12:20集合で試験終了の16:00となると、
実に3時間半以上トイレに行けないわけで、
これはとんでもないプレッシャーだとわかると思う。
私の受けた会場では試験開始前の説明の際にも
手を挙げればトイレに行かせてもらえていたので、
それを知っていればプレッシャーは幾分薄らいだと思う。


しかし、私はヒヨッて説明中にはトイレに行けなかった。
初めての受験だったので、重要な説明
(お作法を間違えると失格になってしまうような
注意事項があるかもしれない・・・等)を
聞き逃すかもしれないと思うと、
トイレに行くことができなかったのである。


試験開始15分前くらいから本番モードに切り替わり、
集中力が増した一方、ひどい焦燥感も同時に襲ってきた。
皆さんの中で生命の危機に瀕したことがある方なら
わかる(そんなに居ないか…)と思うが、
死ぬかもしれないと思ったときに体が熱くなる感覚が
あると思うが、あれに近い感じがあった。


体が危険から逃れるために
ものすごい力を出している状態なのかもしれない。
これは緊張とは違う感覚で、何者かに襲われたり、
追われているときの苦しい気分に近い感覚で、
はっきり言って試験の出来云々よりも、
この感覚から早く解放されたいという気持ちのほうが強かった。


ちなみに、私は小学生くらいまでは緊張しやすかったが、
大人になってからはほぼ緊張しなくなった。
この試験でも緊張は感じなかった。
目の前のものに全力を注ぐために、
体がそのモードに入ったのだと思う。


その甲斐あってか、試験は3時間、
ほぼ集中力を途切れさせずに進められた。
途中で右手の小指側の付け根がつったり、
疲れが出てきたりして少し集中が途切れた場面はあったものの、
集中力が20分もつづかない性格の自分としては、
生涯でもっとも長い時間集中して力を発揮したのではないかと思う。


眠れなかったせいで文章理解はすこしやりづらさがあったが、
全然できないということはなかった。
法令科目の長い文章もそれほど読みづらいということもなかった。
眠れなくてもなんとかなるものだと思うと、
次年度試験を受ける場合でも少し安心できた。


ただ、判断力は若干鈍っていたように思う。
10段階のうち、7~8くらいになるイメージか。
そのためか、行政法の記述で被告を書き忘れるという
大失態を犯したのと、民法の一問目の
お題を取り違える(=0点確定)というポカをやらかした。


民法のほうは仮に取り違えていなくとも
完答を書くのはまったく望めず、
せいぜい5~6点の部分点がとれたかなというくらいだった。
知識としては知っていたことなので、
惜しいとは思ったが、眠れなかった状況下では
仕方ないかと思うし、仮に万全の体制でいけたとしても、
ミスはあるのである意味仕方ないかと思う。


この日はとにかく疲れ果てて、試験が終わったら
体はふらふらになっていた。試験が終わった時には
真っ白に燃え尽きたという方もおられるみたいだが、
私は違っていて、体はふらふらであるものの、
試験が終わってものうみそが戦闘モードのままで、
焦燥感が抜けずに苦しかった。
焦燥感は寝る前まで残ってしまった。
頭は活性化しようとしまくっているのに、
頭も体も疲れ果ててボロボロになっているものだから、
とにかく疲れた。私の場合はとにかく疲れ果てたという感じだった。


帰りの道中は次に受ける危険物乙四の講義(Studying)を
聴きながら帰った(乙四はこの日から学習を始めて、3週間後に受験…)。


前述のとおり、帰っても体が戦闘態勢から戻らず、
眠れないかもしれないと思って、眠れないことの恐怖で
自己採点は次の日以降に気が向いたときにやることにした。


帰ったあと、試験が終わったら飲むと決めて保管しておいた
マウンテンデューを開けて半分飲んだ。
試験が終わった後の一杯はさぞかし美味しいのだろうと思っていたが、
なんだか試験会場(建物内じゃなくて構内)で嗅いだにおい
(なんかシトラスくさいにおいがしていた。臭いわけではないが、
なんか人工的な感じがする、体に少し悪そうなにおいといったら
伝わるだろうか・・・)のように感じ、あまりおいしく飲めなかった。


次の日の朝に飲んだらそんなことはなかったので、
疲れすぎて嗅覚までおかしくなっていたかもしれない。
この日は疲れ果てていたせいか普通に寝付くことができた。
眠ることができて一安心した。もう前日のような苦しみは勘弁だ。

この日記は試験が終わって家に帰ってきて、
夕食を食べてからしばらくして書いたものです。

自己採点をする前から己のミステイクには気づいていたようですが、
試験の手応えに関しては一切書かれていないのが
後から読んでみて印象的でした。

試験の出来云々よりも、あの焦燥感が嫌でたまらなかったんでしょうね。
それから解放されたことの方が印象が強かったのだと思います。

この次の日から合否発表まで、これまで以上に苦しみを味わうことになります。
そう、記述の採点待ち地獄の始まりです。

まかろんろん@DTM
まかろんろん@DTM
次回は「自己採点の結果は…!?」です。
お楽しみに~♪

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