毎年やってくる衣替えの季節・・・冬場に使っていた毛布、
皆様はどのように保管していらっしゃいますか?
汗をかきにくい時期とはいえ、就寝時に7~8時間身体に密着させているわけですし
それなりの汗や汚れを吸収しちゃってると思うのです。
我が家の場合、毛布を上掛けするのではなく、敷布団として
背中側に敷く場合もあり、より使用感的なものが気になっておりました。
今回、自宅洗濯機で毛布は洗えるのか??さらに洗う際に気を配ったことなどなど
画像付きで紹介していきたいと思います。
大きい洗濯機はあるものの、毛布を洗ったことはない、
新しい洗濯機の買い替えなどをご検討のかなど
ぜひ参考にしていただければと思います!
ポイント
・この記事は1素人が安価な毛布を洗濯機で洗ってみた!という内容です。
・羽毛布団やお高いお布団をお使いの場合、クリーニングをお勧めします。
・乾燥機の使用はしておりません。
・我が家は物干しスペースが南向きで日中たっぷり日差しが当たります。
ご自宅の間取り等により若干の違いがございますので、
参考程度にご覧ください。
毛布と洗濯機の紹介
毛布・・・西川の毛布・サイズ140㎝×200㎝
洗濯機・・・全自動洗濯機 ES-GV80P(SHARP)洗濯・脱水容量8.0kg
洗濯前にここをチェック
毛布の取り扱いマーク
衣類同様、布団類にも洗濯・取り扱い表示タグがついております。
ここで「洗濯機使用可」「手洗い」マークがついていれば、自宅洗濯可能です。
水洗い不可マークがある場合はクリーニングへ。
私の場合、長年使用している毛布だったため「手洗い」表示でも洗濯機で
洗ってしまおうと考えておりました。
が、西川の毛布は「洗濯できる毛布」がウリだったのですね・・・!
購入したばかりの毛布、お気に入りの
毛布の場合「手洗い」表示の場合はきちんと手洗いするのが無難です。
これだけは覚えておきたい!洗濯表示の意味と洗濯のコツ | 家事・くらし | UP LIFE | 毎日を、あなたらしく、あたらしく。 | Panasonic
毛布対応の洗濯機かどうか
次に洗濯機をチェックします。
チェックするべき点は「容量」と「コース」の2点です。
容量
容量に関しては洗濯機の取扱説明書などに記載されています。
一般的に7kg以上の洗濯機でシングルサイズの毛布洗濯が可能と言われています。
私の場合、実際に洗濯槽に型崩れしないようまとめた毛布を入れてみました。
このような感じで洗濯槽に収まり、
もちろん蓋も閉めることができれば洗濯OKです。
コース
コースですが、我が家の洗濯機の場合
ダイレクトな「毛布」というコースが導入されていました。
購入時に毛布洗い用の洗濯機がどれか分からない~という時は
コース名を確認してみると一目瞭然ですよ!
大容量でも「毛布」コースがない場合は「ソフト」「手洗い」「やさしい」などの
名称のコース名をチョイスすれば間違い無いと思います。
自宅に対応洗剤があるか
毛布洗い用の洗剤は「おしゃれ着用」などの
表記があるものがベストです。我が家はすでに自宅にあった
「アクロン おしゃれぎ用洗剤 ナチュラルソープの香り」を使用してみました。
「頑固な汚れをしっかり落とす!」みたいな文言の洗剤しか持っていない場合、
今後のためぜひデリケートなおしゃれ着洗い用の洗剤購入をお勧めします。
毛布が入る程度の洗濯用ネット
洗濯用ネットは100均のもので大丈夫ですが、
販売されている中で「毛布対応」などと書かれているものか
一番大きいものを選んでください。
今回我が家が使ったのは以下の商品です。
ジャンボ洗濯ネット(細目、円柱型)
角形タイプと円柱タイプなどの違いもありますが、
洗濯機に入れる場合は円柱タイプの購入をお勧めします。
天気予報
とても重要なのが天気予報です。
毛布を脱水まで行う場合、水分がだいぶ少なくなっていますので
6~7時間程度の外干しでも条件が良ければふかふかに乾きます。
その上で確認すべき点は
・天気(晴・曇り・雨)
・湿度
・黄砂やPM2.5等の情報
当然のことながら、朝から夕方以降まで安定して晴れの天気の日を選びましょう。
また、湿度もなるべく低い日(40−50%前後)だとより早く乾きます。
気になる方は黄砂やPM2.5の影響が少ない日を選んだ方が良いかもしれません。
長期間屋外へ干しっぱなしですので毛布に付着する可能性が高いです。
それプラス、もし選べるなら微量の風が吹く日なんかも
乾きやすさブーストがかかってお勧めです。
気象予報サイトは現在さまざまな種類がありますが
個人的に時間ごとに細かく予報してくれるYahoo!天気アプリがお勧めです。
"5分ごとの雨雲の動きがわかる"進化する天気予報アプリ|Yahoo!天気・災害
夏に向けての衣替えは可能な限り
5月中までに済ませてしまいましょう。
毛布を洗ってみよう!
早速洗濯してみます!
洗濯日の気象状況
5/2に実践しました!
午前中はくもり表示でしたが、実際の天気は晴れ間も見えていました。
朝はちょっと肌寒い感じの快適な陽気でした。
step
1
毛布を折りたたんで太巻きのようにぐるっと心持ち円柱状にして、
動かないようビニール紐で十字に固定し、ネットに入れます
(前述の洗濯槽に入れてみる、を実践する際はこの状態で行うと効果的です)
step
2洗濯槽に入れて洗剤ケースへおしゃれ着洗い用洗剤を投入
step
3任意のコースを選択し、あとは終わるのを待つだけ
蓋さえ閉まれば、途中手動でひっくり返したり、位置を返す必要はありません。
step
4脱水完了後、取り出してビニール紐を切ります
step
5物干し竿でしっかり干します!
このように2本に跨らせると空気が通ってより効果的です!
しばらく干したら軽く手で触ってみましょう。
step
6湿り気など違和感なくぽかぽかになっていたら取り込んでOKです。
ふかふかのお布団が完成!
おでかけから戻って、確認して外干しから取り込んだのが
およそ14:00くらいでした。これでも十分乾いていました!
毛布を自宅洗いすることによるメリット
メリットといえば・・・
・コインランドリーやクリーニング代が浮く(コスパ)
・コインランドリーで待つ時間がなくなる(タイパ)
こんなところが代表的ですよね!
コインランドリーやクリーニング代も通常のお洋服と違い、
毛布みたいな大容量なものはなかなかいいお値段になったりします。
また、特にコインランドリーはセルフサービスなので
どうしても待ち時間が発生してしまいますが、混み具合によって
これがまたどのくらいになるか分かりづらいのが困りますよね。
あとは毛布って重いし分厚いし大きいしで、
外への持ち運びも一苦労なのが辛いところ。自家用車がない方には
持っていく難易度がぐっと上がります。
全て自宅内で完結できるといった面が何者にも勝るメリットだと思います。
場合によっては洗濯機の買い替えも
今現在、毛布などが洗濯できる大容量の洗濯機をお持ちでない方で
十分に外干しできる環境が揃っているという方は
新たに大容量タイプの洗濯機に買い替えを検討するのも大いにアリだと思います。
初期費用としては確かにずしっと大きくなりますが、
クリーニングやコインランドリー等でかかるはずの金額が今後浮くと考えれば
決して悪い買い物では無いはずです。金額だけではなく、大変な思いをして
外へ運ぶ必要もなく、コインランドリーの待ち時間もないため
全体的なQOLも爆上がりです。
まとめ
以上、自宅で毛布を選択してみた!というお話でした。
こんな方におすすめ
- お金も時間も節約できるようになった
- 南向きのお家なら脱水機能があれば十分外干しで乾く
- 洗濯機を購入・買い替える場合、なるべくなら大容量を選ぶべき
幸い、毛布を使用する時期は比較的湿度が低めですので
長時間干していても生乾きという事態には陥りにくいです。
自宅で毛布の洗濯に挑戦するようになってから
こたつ布団や掛け布団・敷布団なども行けるんじゃ?ということで
今はコインランドリーに行かず、全部自宅で済ますようになりました。
材質的に、毛布が一番水分を吸収し乾きにくいと考えられます。
その他の一般の布団の場合、脱水さえできれば
今回紹介した事例よりも外干し時間がより短縮できるでしょう。
今回私が実践したように、防寒目的の場合であれば
何度でも気兼ねなく洗濯できる安価な毛布を1、2枚持っておくと
こんな時にとっても便利ですよ!
皆さんも機会があればぜひお試しくださいませ!