私はストックフォトでさまざまなジャンルの写真を販売しています。
売上別にチェックしてみると、売れる写真・売れない写真とである程度「法則があること」に気がつきまして、自身の備忘録を兼ねて記事にしようと思います。
素人の一意見として参考にしていただけると嬉しいです!
ココに注意
★撮影する際の注意事項★
・カメラを覗くことに気を取られすぎず、足元に気をつけましょう!
・対象物に撮影許可が出ていることの確認も忘れずに!
売れるもの
「動作」の写真
「人が何かをしている写真」というのが圧倒的人気です。
特に動きがあるダーツを投げる動作・ボーリングの球をリリースする瞬間など
記事やポスターなどあらゆるものに繰り返し使ってもらえる
確率がグッと高くなります(=DL数が期待できます!)
我が家の場合、さまざまなジャンル・種類の楽器を持っているため
ありがたいことにたくさん楽器の写真を撮れる環境にあります。
この写真を撮る難しさは動作を行う人・撮影をする人の最低2人は必要ということ。
タイマーやセルフィーでもある程度可能なものもありますが、
横にずれてしまったり一部が切れてしまったりとするため
基本的に複数人必要となってきます。
顔を出さないにしても、手や洋服といったボディパーツは映り込みますので
その辺を許容してくれるお相手を探すという面でも
ちょっと難易度が上がりそうです。
顔出しなし条件で、楽器を演奏できる知人友人にモデルをお願いしたり、
中古屋さんでジャンク品を撮影のために購入するのもアリかもしれません。
マニアックな専門機器
趣味で使うものや工具などの専門機器も狙い目です。
ポイント
ライバル(他投稿者)が少ないこと、写真が欲しい場合に
タグ検索するとトップ付近に安定して掲載されるところが強みですね。
ただ、短期間での売り上げは見込めないでしょう。
長期間コツコツ続けるストックフォトにはオススメの被写体と言えます。
いわゆる「お金のかかる趣味」ってあるじゃないですか。
釣りやゴルフ用品なども一般の人が持ち合わせていないマニアックな被写体として
有効活用できると思います。また、少しでも売れるとその趣味代が還元されて
ちょっと嬉しくなります!プチ節約ですね!
ひょんなことから流行したりトレンドになることで急上昇する可能性も!
メッセージ性の高いもの
「◯」「✖︎」や「禁止」「ありがとう」などのその一枚で具体的なメッセージとして受け取れるものも人気です。
ポイント
ジャンル問わず使えること、実際私がブログ制作を始めて
使いやすいな〜と思うのもこのタイプの写真でした!
その他、日常のイベントで使えそうなもの。
例えばひな祭りにフォーカスした写真の場合、イベント前にはコンスタントに
販売数が狙えます。余裕のあるときにこういったイベントものを数種類
用意しておけばその度に安定した販売数が見込まれますよ!
デメリットといえば、既に完成度の高い作品が多数登録されているので
自分だけのオリジナリティ溢れる作品が撮れるかがネックになってきます。
ちょっと変わったアイデアが生まれるかどうかにかかっています!
売れないもの
植物・花・鳥
これは単に母数が多く、埋もれやすいこと、
特にその辺によくいる野鳥は登録数が多いです
ハト・ムクドリ・ヒヨドリ・アオジ・カルガモ・サギ・スズメなど・・・
これらを被写体とする場合、やはり決定的瞬間を根気よく狙っていく
必要がありそうです。
あとは私たちのような素人カメラマンだと圧倒的にプロカメラマンさんと力量の差があることですかね~?
実際、写真AC等で検索しても膨大な量が出てきますので、ここから自分の作品を見つけてもらえるのは至難の業かもしれません。
風景全般
これも上記と同じような理由です。
それに加え、商標や個人を特定出来るものも映り込みやすいため注意が必要です。そんな風景の中で割と売れた写真は
売れた風景写真
この辺は風景写真の中では売れる写真でした。
また風景の場合、複数の被写体をレンズに収める
スタイルで撮ると販売率が上がります。
例えばただ「青空」ではなく「青空に電線、そこに止まるカラスとマンション」
みたいな作品の方が、画面も賑やかになりますし、
検索ワードも複数登録することができ、結果的に販売率もアップしました。
青空や歩道のブロックなどはテクスチャとして使ってもらえるようです。
面白いものを見つけたら多めに撮影するようにしています!
売れる写真に共通する事項、それは・・・
今回まとめてみて気がついたことは
意外と売れる被写体が屋内・室内に集中していることが分かったことです。
冬の寒い日・夏の暑い日は無理せず外に出なくても、売れる写真はたくさん撮れるチャンスがあります!
特に冬の屋外は草木も枯れちゃったり、花もなかったりしますもんね〜〜><
諸事情で外出出来ない、自宅で何かお小遣い稼ぎ出来ないかな~と思っている方にも最適!
あとは、DLしてくれる方がどういった場面で使ってくれるかを考えながら撮影すると自ずと良い写真が撮れてくると思いますよ!!
はてな