この記事はR4年度行政書士試験にスピード合格した
まかろんろん@DTMが執筆しています。
★プロフィール★
私はこれまで資格と呼べるようなものを持っていなかったのですが、
2023年5月にFP3級を受けてから資格沼にどっぷり浸かっております。
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FP3級を受けた4日後に勉強ロスというか、
ゲームを全クリしたときのような寂しさがあったので、
すぐにFP2級を取ろうと決意しました。
で、しばらくはFP2級の勉強をゆる~いペースで進めていたのですが、
6月の中頃から行政書士試験が気になってきました。
その理由は自分でもよくわからない💦のですが、
法律を勉強してみたかったのと、
何か高い壁に挑戦してみたいという思いがあったと思います。
FP2級の勉強と並行して、6月20日から行政書士試験の勉強を開始、
そのまま9月にFP2級を、11月に行政書士試験を受験、
どちらもフルタイムで働きながら一発スピード合格することができました。
(択一:172点(内、一般知識:44点) 記述:26点 合計:198点)
今回は私が使った教材とその使い方を紹介しようと思います。
受験される方の参考になると嬉しいです。
また、受験していた時につけていた日記を
連載形式でこのブログに載せていこうと思っています。
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1.まかろんろん@DTMの脳みそスペック等
執筆者のスペックがわからないと参考にしづらいと思いますので、
ちと恥ずかしいのですが、こんなスペックの輩です。
年齢 :スーファミ世代
学歴 :そこそこ難関な私大文学部卒
その他:法律初学者
学校の勉強は大嫌いでしたが、割と得意な方だったのではないかと思います。
理数はあまり得意ではなかったですが、
読解は特に何もしなくても成績が良かったです。
そんなこともあって。法令の条文を読むのはそれほど苦ではなかったです。
2.使用した教材
私が使用した教材はこちら~。
ちょっとこの量を見ると引きますよね…。
当時は頭がおかしかったのか割と普通に思えていたのですが、
今見ると自分でも結構ドン引き💦です。
これにプラスして、ゆーき大学さんの講義を受講してました。
ゆーき大学さんの講義に関しては、
別記事で詳しく取り上げようと思います。
なお、スピード勝負ならこれ一択だと思っていますよ~。
これらの教材の中で一番使っていたのが、コレです。
LECの肢別過去問題集ですね。
TACのものを使われる方が多いのですが、
LECは紙面と同じ問題が出てくるスマホアプリが付いてくるので、
それに惹かれてこちらにしました。
肢別過去問題集は勉強の軸になるものなので、
一番時間をかけて勉強しました。
最終的には問題を見たらどの肢の変題かがわかるくらいにやりこみました。
スマホアプリも併用していたので、
TACの問題集を使われている方のものに比べると、
使い込みが甘く見えますね(笑)
数えていませんが、10回くらいはやりこみましたかね…。
なお、商法・会社法と個人情報保護法は圧倒的に問題数が足りないです。 LECの肢別問題集はここが難点だと思います。
そのままだと厚すぎて使いづらかったので、
切り刻んで100均の製本テープで自分で製本しました。
雑な性格が出ていて、とても仕上りが汚いです…。
次にコレ、LECのウォーク問の法令編です。
これは10年分の過去問が分野別にまとめられているもので、
法令改正に合わせて問題を改変してくれています。
私はケチって2019年版の中古を最初に買ったのですが、
民法大改正前のものだったので、帰結が全然違っていて、
2022年度版を買いなおしています…。
皆さんはケチっちゃだめですよ。
これは時間の都合上、2~3回くらいしか解くことができなかったのですが、
これナシで受かるのは厳しいと思います。
引っ掛けの癖を見抜く力を養うためにも、
肢別で足りない周辺知識を補完するためにも、
5択の問題集は絶対に必要だと思いますね。
で、次がコレです。TACの記述対策問題集です。
LECの問題集でも良かったのですが、
私の場合はとにかく時間がなかったので、
薄い方のTACにしました。
これだけだとかなり心もとない感じですが、
初学者が短期間で挑むのであれば、
記述対策はこの本だけで済ますことが合理的かと思います。
記述式を仕上げるのは時間がかかるので、
3~4か月で挑もうとすると、どうやっても詰め切れません。
また、採点基準次第でどう点数が出るかがわからないところでもあるので、
初回の受験であれば、記述よりも択一の方にエナジーを割いた方が良いと思います。
2年目以降であれば、記述で高得点も狙えますので、その場合は戦略が変わってきますが…。
この本はカバーを外すと使い込み具合がわかると思います。
で、次は一般知識の方のウォーク問です。
これはIT/個人情報保護法の知識の補完や、
一般知識問題の解き方練習をするために買いました。
これもケチって2019年版を中古で買ったのですが、
個人情報保護法が結構改正されていて、改正点を調べながら使っていました。
中古で買った問題集だったので、こんな感じで遠慮なくバラバラにして、
左右ですぐに答えを見られるようにして、肢別として使っていました。
(法令編の2019年版も商法・会社法はこんな感じで使いました…)
一般知識は自分の持っている知識で正答を導くための訓練としてやってみました。
現場思考というらしいですが、一度くらいはやっておいた方が良いと思います。
ただし、一般知識は、短期決戦勢でなくとも深入り厳禁です。
一般知識をやるくらいなら、法令にエナジーを注ぐ方が良いです。
問題集としては以上でして、あとは模試とテキストですね。
模試はLECのものを使いました。
模試は良いのか悪いのかはわかりませんが、
あまり癖がある問題が出ているようには感じませんでした。
ただ、問題が本試験に比べると簡単なように思います。
引っ掛け方が違うというか、本試験の方がより高度な引っ掛けが仕込まれていると感じます。
で、テキストですが、LECの合格基本書を買いました。
ただ、これはほとんど使いませんでした。
講義のほうでインプットしていた感じです。
私のように超短期決戦の場合は、テキストを読む時間が取れないです。
分からないことがあったら、テキストで調べるのではなく、ネット検索して勉強していました。
付いてきた法令集は使いました。
専用のものを買った方が使いやすいですが、
まぁこれでも及第点かと思います。
あと、勉強を始めた直後にはこれを一読しました。
伊藤塾の「うかる!行政書士入門ゼミ」です。
とてもやさしく解説されているので、導入にはちょうど良かったです。
これも中古で2019年版を買いました。
導入知識なので、これは古くても支障はなかったですね。
私の使った教材はこんな感じです。
中でも肢別過去問・5択の過去問・記述対策が三種の神器ですね。
あと、法令集も行政法の試験対策上、必須だと思います。
一方で、買ったけれど使わなかった教材もありました。
最後にそれらを紹介しようと思います。
3.買ったけど使わなかった教材
1分マスター行政書士の重要判例編ですね…。
これ自体は悪くない教材なのですが、ここまで手が回らなかったです。
予備校やインプット講義を受けられている方の場合だと、
そもそも要らない気がします。
独学で勉強される方にはアリだと思います。
文章理解の問題集ですね。
文章理解は得意でしたが、一応やっておいた方が良いかと思い
中古で購入しましたが、一度も開くことはありませんでした。
やった方が良いのですが、やる時間がありませんでしたね。
文章理解が苦手な方はこういった問題集を使って練習する必要アリです。
得意な方であっても、読解は日常生活では使わない能力なので、
問題で慣らしてあげる必要があります。
ボディビルのように試合に向けて仕上げていくような感じですね。
いかがだったでしょうか?
今後の行政書士試験関連の投稿ですが、
使った教材(インプット講義編)、短期合格に必要なことや
勉強法の記事をアップしていくことと併行して、
当時の私の日記も連載していこうと思います。