FP3級から2級で難しいと感じるポイントは？？私なりに考えた結果がコチラ！

FP3級合格された方の中には次の目標として
FP2級を目指す方もおられますよね。

FP3級の合格率に比べるとFP2級の合格率は半分くらいになり、
それで尻込みしてしまう方も多いと思います。

FP3級とFP2級で何が違うのか、
どこが難しいのかを
FP2級勉強中（進行形）の私が解説します！

ちなみに私は実技はFP協会で受ける予定です。
（科目：資産提案業務）

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１．総勉強期間

FP2級合格には150～300時間が目安とよく言われます。
しかし、私はこの勉強時間はただの目安でしかないと思っています。

というのも、大事なのは勉強時間ではなく「学習効率」だからです。

例えばですが、講義の動画を漫然と300時間見ただけでは
絶対に合格できません。
このやり方では600時間かけても合格は難しいと思います。

この二つの要素で必要な勉強時間は変わってきます。

あと、元々知識があるか（元々のレベルが高いか）によっても、
勉強時間は変わってきますね。

なお、私はFP3級の勉強に3か月程度かけました。
総勉強時間は60時間程度です。
学習時間は40～100時間くらいだと思うので、割と標準的でしょうか。

FP2級には150～200時間くらいかけるつもりで、
学習プランを立てています。

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２．学習範囲と深度

6つの科目（ライフ、リスク、タックス、金融資産、不動産、相続）は変わらないのですが、
FP2級ではFP3級では扱わなかった法人が入ってきます。
また、FP3級で学習した範囲も、
それぞれの項目でも覚えることが1.5倍くらい増えます。
細かいところまで聞かれるようになります。

FP3級合格者の方で真面目に勉強した方であれば、
新しく記憶する範囲が広くなったことに関しては
それほど苦ではないかもしれません。

新たに覚えなければならないことは、
感覚的にはもう1回FP3級の勉強を0からやり直すくらいの
記憶量に感じます。

そう考えるとできないこともないな…と思われませんか？？

３．何が難しいのか？（どこが、なぜ？）

勉強範囲が広くなったことにより、
直前に詰め込んだだけででは
全くもって勝負できないということもありますが、
それ以上に合格率を下げている要因があります。

まぁ、当たり前の話ではあるのですが、
問題が難しいんです。

FP3級の試験は3択で、FP2級は4択で一部記述アリです。
これって、4択になったことや
記述があることが難しいわけでないのです。

FP3級の選択肢は、
それ自体が回答のヒントになっている場合が多いんです。
なので、うろ覚えでも正答を出せる場合が結構あります。

しかし、FP2級は選択肢自体がヒントになっていません。
というよりも、
似たような制度とひっくり返した選択肢が多くあり、
にわか知識をバンバン落としにかかってきます。

これが、FP2級が難しい理由です。
実技とか、落とし穴が4つくらいある（FP3級なら1つ2つ）のもあり、
最後の落とし穴にはまって間違えることが結構あります…。

FP3級の知識をしっかり頭に叩き込んであれば、
それだけで正答できたり、
選択肢を2つまで絞ることができたりします。

FP2級はFP3級の知識を盤石にし、
しかも、そこから増える知識も盤石にする必要があるんですね。
ここが難しいところです。

正答6割で合格なのですが、
6割狙って試験を受けると本番で自信を持てず、
意地悪な問題の落とし穴にハマって落ちそうです。
7割くらいを目指して勉強する必要があると感じています。

あと、難しさのもう一つの要因として、
受験される方がほとんど社会人だということもありますね。

社会人の場合、仕事が忙しくなるとほとんど勉強時間が取れず、
勉強不足のまま当日を迎えてしまうことも多いです。
こればかりは回避のしようがないですね。

幸い、FP2級は1年に3回チャンスがありますので、
ダメだった場合でも記憶が薄れる前に、
もう一度チャンスをもらうことができます。

４．効率的な勉強方法

人によって向き・不向きがありますが、
私のなりのやり方を紹介します。

勉強時間のほとんどは③に充てます。
FP2級までは記憶・暗記ゲーだと思います。
2級は応用が入りますが、記憶が曖昧でなければ、
ほとんどの問題は正答を導き出せるように作られていると感じます。

なので、私はこの方法で
コツコツと知識を積み上げていこうと思っています。

以上です。
一緒にFP試験、がんばりましょう！！

直前講座は試験範囲を知るためにも使えますよ！