この記事は2級FP技能士の
まかろんろん@DTMが執筆しています。
★プロフィール★
FP3級は国家資格であることと、
人生で必要な知識を得られることから人気の資格ですね。
私も節約ライフを発信する身として、
資格取得しようと思い、2022年5月にFP3級検定を受けました。
自己採点結果では合格見込みです。
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〇自己採点結果
学科:46/60 実技:15/20 (合格:6割以上正答)
実際に受けてみた感想ですが、難しかったです。
3級の場合は選択肢が少ないため、
知識がうろ覚え状態でもある程度解けてしまったりします。
逆に、初見だったり、わからない問題があると
途端に自信を失って不安になり、迷いが出ました。
一夜漬けというか、短期間で詰め込んでいたら、
ダメだったかもしれないなと思っています。
そんな私の勉強方法を記事にしてみました。
私のように迷ってしまうタイプの方や、
集中力があまり続かない方、
一夜漬けが苦手な方向けの勉強方法です。
また、知識が長く定着しやすいので、
将来的に2級を目指す方にもおススメです。
1.勉強期間
私は落ちて自信を失いたくなかったのと、
お金がもったいないと思ったので、
確実に合格できるよう、勉強期間を長くとりました。
勉強期間は長くとったのですが、
総勉強時間はそれほど長くとっていないです。
ポイント
- 勉強開始:試験の3か月前から
- 総勉強時間:60時間強(Youtube講義を聴いていた時間含む)
- 1日の勉強時間:20分くらい/試験直前数日のみ3時間くらい
勉強期間を長くとることで、心理的な余裕が生まれるのと、
集中力が続かない性格でも勉強を続けられるので、
私にはこの方法が合っていました。
2.学習初期(3か月前~2か月前)の勉強方法
最初にテキストを買って、
どんな分野を勉強するのかを確認しました。
まずは学習範囲を知って、
その後はYoutubeの講義を聴いてました。
一問一答が入るので、
初期の勉強にはこちらのYoutube講座が良かったですね。
この頃は大体こんなものなのねという感じで、
これから知識を記憶していくための
ベースを作っていく期間としました。
ちなみにテキストはこちらを使いました。
少しお堅い内容で取っつき辛さは多少ありますが、
出題範囲をかなりカバーしているのと、解説もしっかり入っているので、
過去問でダメだったところを確認するのにも使えます。
あと、付属してくる問題集が非常に良かったです。
赤い透明シートで答えを隠しながら1問1答していくのですが、
重要ポイントの覚えるべきポイントを的確に抜いてあるので、
解いてわからないところをテキストで確認していけば、
自然と地力がつくように作られています。
私としてはこのテキストを使って良かったと思いました!
3.学習中期(2か月前~1か月前)の勉強方法
この頃になるとテキストを読み始めました。
いきなりテキストを読むと拒否反応が出てしまうので、
Youtubeの講義で予備知識を入れておくと、
割とスムーズに読むことができました。
ただ、私は飽きっぽいので、
一日数ページくらいのゆるペースで読んでいきました。
とにかく毎日テキストを開けることとして、
習慣化して続けていきました。
ここでもまだ知識はベースを作っている段階で、
この知識で過去問に挑んでも全然解けないレベルでした。
テキストはこの段階で一通り読み終えました。
4.受験1か月前からの勉強方法
さぁ、ここからは知識をガンガンに頭に入れていく段階です。
ふんわりとではありますが、見たことがあるものなので、
初見とは頭に入ってくるスピードが違ってきます。
過去問を解いて解説を見る、をひたすら繰り返しました。
まずは学科対策をひたすらやっていきました。
最初にテキスト(史上最強のFP3級テキスト)付属の
頻出問題集を使いました。
頻出問題集は6つの分野に分かれているので、
私は苦手だったジャンル(不動産、相続、リスク)から進めました。
最終的にはこの問題集を2周して、
できなかったところをもう一回解きました。
試験2週間前にここまで終わりました。
試験2週間前からは過去問を解きました。
過去問道場のアプリが非常に使いやすかったです。
FP3級ドットコム
ポイント
これだと、スマホでも勉強できますので、
仕事の昼休みにも勉強可能で、勉強時間を確保しやすかったです。
学科の問題を集中して実施し、
試験一週間前には8割くらい取れるようになりました。
次の項目で詳述しますが、
試験2週間前から実技の過去問もやったほうが良いです。
5.直前(1週間前~)の勉強方法
私はこの時点で実技の過去問に取り組み始めました。
これも過去問道場のアプリを使いました。
しかし、それなりに学科が取れていたのですが、
実技には面食らってしまい、全く点数が取れませんでした。
5割くらいしか取れず、非常に焦りました。
学科では経済新聞の読み方や投信の項目の読み方は出ないので、
初見だとまったく手も足も出せない問題があるんです。
注意ポイント
また、計算問題以外も学科よりも難しい問題が多いので、
学科だけやっておくというのは絶対にNGです。
半面、実技はある程度パターンがあるので、
何度も過去問を解けば掴めます。
実技の場合、計算問題の頻度も多いですし、
長文で前提条件が出されたりしますので、
スマホでの過去問道場だとちょっとやりづらいのも、
私にとっては誤算でした。
仕事の昼休みで実技はやりづらいんです。
時間を確保できなかったので、
試験前日(土曜)に必死こいて過去問解きました…。
で、試験一週間前からはおーちゃんTVの
試験直前対策動画(2022年版は赤鬼講座)を見ました。
勉強を始める前に要点を確認することもできますので、
これから勉強を始める方にもこの動画は超おススメです。
試験前日にはこの動画もチェックしました。
この動画にも救われました…。
試験当日は過去問道場を試験前までやって追い込みました。
昼休みには学科でダメだったところをテキストで復習し、
午後の実技に臨みました。
6.絶対にこれだけはおさえておくべき
ズバリ、以下のポイントです。
チェックリスト
- ①6つの分野の必須ポイントを確実に取れるようにする
(おーちゃんTVの赤鬼講座で出る部分は必ずマスター) - ②実技の過去問を軽視せずに必ず解く
(最低でも3年分、試験2週間前には着手!) - ③試験1か月前から実際の問題(過去問等)を解く
(座学だけでは絶対無理!)
過去問を解きまくると外してはいけないものがどこか、
その傾向もわかってきます。
例えば
相続順位とその配分、退職所得控除、
キャッシュフロー表の複利計算、6つの係数、
建蔽率/容積率、各保険の支払い対象、譲渡税、
パターン別の保険金の対象となる税金、等々…。
①~③を本当にしっかりやれば合格ラインに到達できます!
ただし、FP3級検定は
自分の知識として身に着けてこそ生きる資格ですので、
実際に資格を生かすなら私が挙げた勉強方法が良いと思います。
知識が長く定着しますからね。
2級検定は3級の知識を多く使うので、2級を目指す方にも
私が挙げた勉強法はおススメです。
私は3級までしか考えていませんでしたが、
せっかく覚えた知識なので、
がんばって2級の勉強もしてみることにしました!
以上です!
これから勉強される方の参考になってほしいなと思います。
★おススメ おーちゃんのFP3級講座(Youtube動画)
★2級の講座もあります!(私もこの講座で学習中です)